お知らせ

ポスター発表会「芽吹く花咲く人文学 in Library Plaza」報告記

2025年11月28日(金)、東京大学総合図書館ライブラリープラザにて、HMCリエゾントーク「芽吹く花咲く人文学 in Library Plaza 2025」を開催いたしました。人文学の次世代を担う大学院生に研究発表の機会を提供し、分野を超えた交流を促すという趣旨のもと企画された本イベントには、人文学研究に取り組む院生に加え、ヒューマニティーズセンター(HMC)、アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)、共生のための国際哲学研究センター(UTCP)のスタッフも交え、総勢28件の多彩な発表が集まりました。

2017年の設立以来、HMCは教員への研究助成や学術イベントを通じて学内外の連携を推進してきましたが、大学院生を対象とした公募型の研究発表イベントは今回が初めての試みです。また、会場となった総合図書館ライブラリープラザにおいても、ポスターセッションが行われるのは開館以来初となります。組織と施設、その両面において新たな一歩を刻むイベントとなりました。

当日は発表者に聴講参加者を加え、専門分野の異なる参加者同士がポスターを囲んでイベント終了まで途切れることなく活発な議論が繰り広げられました。普段はグループ学習やディスカッションの場として親しまれているライブラリープラザですが、人文学の多種多様なテーマが交錯し、大学院生たちの探究心あふれる議論が響き渡る光景からは、図書館施設が持つ知の交流拠点としてのポテンシャルを改めて強く実感させられました。

イベント終了後のポスターは12月12日(金)まで総合図書館1階のオープンスペースにて展示を行いました。展示期間中、来場者が感想や質問を付箋に残せる仕組みを導入したことで、発表者と来場者が時間を超えて意見を交わす場が生まれました。ポスターに寄せられた数多くの付箋は、対面での議論とはまた異なる知的対話の軌跡となり、発表者にとっても自身の研究を多角的に見つめ直すための貴重なフィードバックを得る機会となりました。

本イベントおよび継続展示の全日程は、盛況のうちに無事終了いたしました。大学院生をはじめとする参加者の皆様、発表のご推薦をいただいた先生方、会場をご提供いただいた総合図書館、そして運営や展示を通じてイベントにご支援いただきました全ての関係各位に、心より深く御礼申し上げます。