協働研究

開かれた人文学のための文化資源デジタルプラットフォーム

研究代表:中村 雄祐(人文社会系研究科)
研究分担者:大向 一輝(人文社会系研究科)、中村 覚(史料編纂所)、笠原 真理子(HMC助教)
学内研究協力者:真鍋 陸太郎(大学院工学系研究科)、藤本 貴子(人文社会系研究科)
学外研究協力者:平 諭一郎(東京藝術大学未来創造継承センター)、小川 潤(国立情報学研究所コンテンツ科学研究系)、杉本 史子(東洋文庫)
研究補助者:関 慎太朗(人文社会系研究科)

計算の高速化、計算機のコモディティ化が同時に進行する今日では、人や物の状態・変化の測定、データ蓄積・計算・可視化が容易になり、デジタル技術を用いた多様な文化資源の研究や活用が進んでいます。しかし、特にネットワーク化されたデジタル技術は汎用技術であるがゆえに、ある程度までは各領域の目的に応じたカスタマイズが可能であるかわりに、蓄積されたデータや成果物の相互連携が新たな課題となっています。

この協働研究は、その課題を解決すべく、学内・学外の研究者と幅広く連携し、文書や文物、遺跡、舞台装置などのデジタルデータを仮想的な3次元空間内に配置し、時空間や意味空間などを追求するためのオープンな 文化資源デジタルプラットフォームの構築に向けた基礎研究を行います。具体的には「稲荷湯長屋プロジェクト」「東京大学生協中央食堂プロジェクト」を2本の柱に据えて協働研究を開始します。

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