URAを活用したヒューマニティーズ・リエゾン

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ヒューマニティーズ・リエゾン(Humanities Liaison)は、東京大学ヒューマニティーズセンターにおける研究連携支援機能の拡充によって、人文・社会科学分野における研究シーズの組織的な掘り起こしを図るとともに、研究時間の確保、社会への成果還元、研究教育環境の整備等に貢献することを目的とする事業です。

本事業は、以下のような業務を歯車のように噛み合わせながら、包括的な研究連携支援業務を展開させます。

  1. ニーズに合わせた情報提供と外部資金獲得支援
  2. 国外派遣も含めた若手教員の研究専念活動支援
  3. 専門領域を超えた共同研究課題の提案

本事業は、理系との橋渡しもなし得るような「研究支援人材(URA)」の研究連携支援拠点をヒューマニティーズセンター内に設置し、人文社会科学分野の活性化に資する装置となることを骨子とするものです。個々の研究者とURAのリエゾン、研究者相互のリエゾン、国外機関とのリエゾン、他分野とのリエゾン、外部資金提供者とのリエゾン等による柔軟で多層的な研究支援ネットワークを構築し、グローバル化時代の課題解決を志向する人文・社会科学研究の推進に寄与することを目指しています。