21世紀における共生の理論と実践

21世紀における共生の理論と実践

研究代表:梶谷 真司

参画教員:梶谷 真司(総合文化研究科)、中島 隆博(東洋文化研究所)、佐藤麻貴(総合文化研究科)、吉見俊哉(情報学環)

共生とはつねに多様な他者との共生ですが、今日における共生の難しさは、この多様性じたいがきわめて複雑で変わりやすいということであろう。国籍や性別に典型的なように、日本人か外国人か、男性か女性かどちらかに単純に分けることはもはやできず、その間には様々なグラデーションが存在し、その境界も状況により変化します。貧困、過疎、教育、労働、障害、病気などに関しても、誰がどこでどのような問題に抱えているのか、かつてよりはるかに錯綜して把握しにくくなっています。そうして私たちは、境界線を引き直しますが、それが新たに排除を引き起こしてしまうことも事実です。これからの共生の問題は、こうした境界と排除のたえざる関係を多面的に考察しなければならないでしょう。本企画はそのために国際的な協働と文理融合の学際研究を目指し、なおかつ、たんに学問的な理論研究にとどまらず、NPOやNGOなどの組織とも連携し、社会的実践としても活動を展開させます。具体的な活動としては、国内・国際ワークショップ、セミナー等の開催、国内・海外調査研究、NPO・NGO等の外部団体との連携活動を予定しています。


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