第28回

定型表現の創出:徂徠学派の漢詩をめぐって

  • 日時 :2020年11月6日(金)17:30 - 19:30
  • 報告者:高山大毅
  • ディスカッサント:山本 嘉孝(国文学研究資料館研究部 准教授)
  • 申込み:11月4日(水)締切で、下記の様式で申込みください。

江戸時代の日本では、盛んに漢詩が作られ、18世紀に流行したのは、荻生徂徠とその門流(いわゆる「古文辞派」)の詩風でした。しかし、現在、彼らの作品は、ほとんど「忘れられた」文学となっており、研究の世界でも、徹底した擬古主義で個性に乏しいといった低い評価をしばしば与えられてきました。しかし、近年、徂徠学派の漢詩に対しては見直しが進みつつあります。今回のオープンセミナーでは、このような新たな研究の動きを踏まえながら、「石鏡」(鏡山)という地名の表現などを例に、「どのように読めば、徂徠学派の漢詩は面白いのか」について考察します。ディスカッサントとして、徂徠学派と対立関係にあった、木門や山本北山がご専門の山本嘉孝氏をお招きし、江戸中期の漢文学の諸相について議論を深めたいと思っています。