作家イメージの類型論──頬杖、たばこ、筆記具
- 日時:2022年7月29日(金)17:30 - 19:30
- 場所:Zoomオンライン開催
- 報告者:永井 久美子(東京大学大学院総合文化研究科)
- ディスカッサント:李碩(仁川大学校)
- 使用言語:日本語
- 主催:東京大学ヒューマニティーズセンター
- 申込:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZMldumrpzsuHtxWdjwOVu61QX_lz5VAnm3O
概要
夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など、頬杖をつく姿を写した写真が広く知られる作家は少なくない。紫式部や兼好法師なども、文机に頬杖をつく姿で描かれることで、顔は分からずとも文筆家であることが示されてきた。ものを考えるしぐさとして、時代や地域を問わず捉えられてきた頬杖は、日本では、絵画や写真にどのように取り上げられてきたのか。たばこや筆記具といった持物との組み合わせにも注目しつつ、例を集め考察する。