オープンセミナー

ロボット能におけるエンパシー
日本での調査をふまえて
Il nō dei robot #2: nuovi sguardi dal Giappone

  • 日時:2024年6月13日(木)17:30 - 19:30(日本時間)
  • 開催形式:Zoomオンライン開催
  • 使用言語:イタリア語、日本語逐次訳付
  • 講演者
    マッテオ・カザーリ(ボローニャ大学芸術学科)
    Matteo Casari (Università di Bologna)
  • コメンテーター
    吉田 寛(東京大学人文社会系研究科)
    Hiroshi Yoshida (University of Tokyo)
  • 通訳とコメント
    土肥秀行(東京大学人文社会系研究科)
    Hideyuki Doi (University of Tokyo)
  • 主催:東京大学ヒューマニティーズセンター
  • 共催:東京大学南欧語南欧文学研究室(2025年4月より「イタリア語イタリア文学研究室」)
  • 申込:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZEqc-mgqj0iHdWLoG3vs8X_QzdKKtEPyfmY

ロボット能についての前回の話(2024/3/7)の続編となる今回は、日本での最新の調査をふまえ、ロボット工学と演劇一般が出会う地点をさらに深く見定め、前回ふれることのできなかった舞台上のロボットが観客である人間にひきおこすエンパシーの問題について取り上げます。ひきつづきお話しいただく美学者・吉田寛さんとのやりとりもおたのしみに。

関連書籍リスト

  • Matteo Casari, Guccini, Gerardo (a cura di), «Arti della performance: orizzonti e culture», n. 13 (Creating for the Stage and Other Spaces: Questioning Practices and Theories, a cura di: Gerardo Guccini, Claudio Longhi, Daniele Vianello, Creating for the Stage and Other Spaces: Questioning Practices and Theories. Bologna: Dipartimento delle Arti, 2021, 948 pp.).
  • Matteo Casari, Teatro nô. La via dei maestri e la trasmissione dei saperi, Bologna, CLUEB, 2008.
  • 吉田 寛『デジタルゲーム研究』東京大学出版会、2023
  • ジョヴァンニ・デサンティス、土肥秀行共編『イタリアの文化と日本--日本におけるイタリア学の歴史』松籟社、2023

関連するプロジェクト

公募研究(A)「パフォーミングアーツにおけるエンパシー:能楽、前衛、ロボット演劇」